いすみ鉄道

 小湊鐡道を満喫したあと、向かいのホームで待っていたのは、いすみ鉄道気動車
 2両連結のいすみ200型が上総中野を出発しました。軽快なエンジン音で、山を下りていきます。
 大多喜で下車しました。目的は、キハ52の急行に乗ることです。混んでいるのかと思いきや、急行券を買う人は少なく、ちょっと残念でした。
 10:10過ぎ、上総中野方面からキハ52がやってきました。国鉄色です。懐かしい〜〜〜〜〜。
 サボもいいですね。

 改めて車内を見学すると、ふと目に留まったのが、窓下の「せんぬき」。そういえば、大多喜駅売店で、ビンのコーラが売っていました。なぜビンなのか、理解できました。
 大多喜駅に下り列車が入ってきました。この列車には、団体客が乗り込みました。タケノコ狩りだそうです。
 発車間際には、売店のおばちゃんでしょうか?「またいらっしゃい」の横断幕を掲げいました。わがキハ52は、乗客が少ないせい?か、そういったセレモニーはありませんでした(笑)
 10:18、いよいよ出発。短いタイフォンとともに駅を出ました。すると、あの懐かしいオルゴールが鳴り、女性の案内が始まりました。感激!この列車で、あのオルゴールが・・・。青いシートの座席も最高です。

 エンジン音が、どことなくこもっているように思えました。そういえば、床には、エンジン点検用のふたがありません。このキハ52のエンジンは、横置きなのですね。きっと。だから、北海道のキハ56のような雰囲気だったのかもしれません、勝手な想像ですが。
 列車は、急行といえども、全駅にいったん停車しますが、客扱いする駅もあります。その一つが国吉。ここでは数分停車します。駅舎の中には、売店もあり、ムーミンのグッズもたくさん置いていました。また、「住みついた」という黒猫もいまして、しばらく遊んでいました。
 国吉の次は、新田野です。なんという派手な?看板!

 「20代までよく乗ったなあ」などと懐かしい気分にひたりながら、列車に揺られていましたが、あっというまに終点の大原です。10:57着。
 折り返しの大多喜行急行(キハ52)を近くから撮影しようと、とぼとぼ歩きました。ちょっと風が強かったのですが、南国の木もあり、北海道とは違いますね。そこへ、キハ52がやってきました。

 再び駅に戻りましたら、なんと新車のいすみ300がいました。側面にはムーミンの絵。そういえば、途中の池にはムーミンのキャラクターが飾られていました。新型車両に乗って大多喜を往復しました。
 新車もいいけど、キハ52、最高でした!