石炭列車走っています

 続けて会員のおいらさんからの報告です

 太平洋石炭販売輸送・臨港線は意外と標高があるところを走っているので、直接の被害はありませんでした。知人貯炭場には一部、水があがったとのことです。
 石炭列車は少し運休したものの、今は走っています。4月に入ると運休期間があるかもしれません。B車はD801に代わってます。半月ぐらい前からとのことです
 釧路の石炭は釧路コールマインで掘り出された石炭を選炭して列車で港へ運び、そこから船に積まれ、多くが兵庫県高砂の火発などで発電用に使われています。数年前までは神奈川県磯子の火発で多く使われていました。コールマインで実施している海外技術者の国際協力研修事業を通じた輸入炭の安定確保とともに、(ごく一部ではありますが)今でも本州の電力を支えています。年によって変動はあるものの、日本の電力の2割以上が石炭火力発電で作られているそうです(残念ながら圧倒的に輸入炭利用ですが)。環境対策技術も進んでいます。頑張れ石炭火発!