キハ24

 久しぶりの我が家の資料室からです。
 1980年ころ、標津線中標津駅での一コマです。
 キハ24が停車中です。
 国鉄気動車ガイドブック(1972年、誠文堂新光社)によれば、1967年から20系や35系の代替として製造された45系気動車の一派です。エンジンは横型で、急行型の58系と同じですが、車体幅は100ミリ狭くなったにもかかわらず、近郊型ということで、座席の幅を狭くして、通路は広くしています。
 北海道用は両運転台のキハ24、片運転台のキハ46があります。同本には、「標津線では単行で使われていた」とあります。
 国鉄末期、たしかキハ24も、当初の朱色とクリームのツートンから朱色一色に塗装が変更になりました。新型のキハ40は最初から朱色だったので、遠目には同じように感じられました。でも、正面から見ると運転席の窓の位置がキハ24は若干低くて、「おでこ」が広いように感じられ、キハ40とは一線を画していたと思います。
 ちょっとマニアック?なお話でした。