北海道鉄道遺産ネットワーク

 ご報告が遅れましたが、10月25日に夕張市で鉄道遺産ネットワークのシンポジウムと総会が開かれましたので参加しました。
 まずは、夕張市にある鉄道遺産施設の見学会です。集合場所となった夕張アディーレ会館は、夕張鉄道の夕張本町駅だったところでした。映画祭の会場でもあります。
 続いて石炭の歴史村のSL館に向かいました。SL館は現在閉鎖中です。中の資料は別場所に移転しましたが、SLや客車はそのままです。貴重な車両なのですが、行く末が案じられます。
 次は三菱大夕張鉄道保存会のみなさんが整備している南大夕張です。まもなく冬囲いをするのですが、古い車体は味があります。
 見学のあとは、同会館に戻り、テツならではのツアーを企画しているオプショナルツアーズの永山さんや各団体の発表が行われました。当会は、車両や施設を持っているわけではありません。でもほかの団体は静態であれ、動態であれ、保存しています。並大抵の努力ではないと思いました。その後の総会では、来年、小樽市での開催を決めました。北海道に鉄道が開通して135年目だそうです。
 夜は例によって懇親会が行われました。夕張で飲むお酒は最高でした!