石炭列車の話題(3)〜そろそろ夏休みの計画時期!!これがある意味本題です〜



 またまた会員の「おいらさん」からの投稿です。
 石炭列車の運転(=選炭工場からの出荷)がようやく本格化しましたが、経験上?この後、7月、8月は比較的コンスタントに運転される可能性が大です!
 コールマイン(KCM)になってからは少なくなっていた「夏のフル運転」が久しぶりに見られそうです。
 雑誌等で情報が流れていますが、相変わらず???な内容も多いので、可能な範囲で情報提供したいと思います。(経験も含めて)
1)石炭列車の営業日は月曜から土曜で日曜は休み。祝日はKCMの操業カレンダーによって「休みになる場合」があります。
2)7月から9月末までの期間で、「確実に営業運転されない=走らない日」は次の通りです。
→すべての日曜日、7月11日(土)、7月20日(月・祝)、8月13日(木)〜15日(土)、9月21日(月・祝)〜22日(火・休)です。(日曜、盆休以外は予定ですので変更された場合はご容赦下さい。ちなみにKCMのナローもほぼ同様です)
3)フル運転期間でも運転休止や1〜2往復程度の運転になる場合があるかもしれません。坑内からの出炭が何らかの事情で一時的に減少、選炭工場の点検・修理・故障(この場合は1日ぐらいの休みで済む場合が多いです)、知人貯炭場の貯炭状況などに応じた出荷調整やトラックによる仮貯炭場への輸送などが理由です。
4)列車は6往復ダイヤ設定されていますが、運行本数は出荷状況に大きく左右されます。片道の運転時分は10分です。
5)列車は8:30、9:30、10:30、12:30、13:30、14:30を基準として春採駅の選炭ポケットへ入ります。ただし、時間は前後へシフトするのを当然と考えてください。運転本数が少ないときほど大幅にシフトしやすくなります。平均15〜20分前後で積み込みが終わり次第、知人へ発車します。出炭が好調な時期ほど積み込み時間が短くなる傾向があります。知人貯炭場でも積み下ろしが終わり次第、併合し春採へ発車します。これも出炭が好調な時期ほど折り返し時間が短くなる傾向があります。
 ※現場の皆さんは、フル運転期間になるほど、いつも以上に細心の注意を払いながら運転されています。
 また春採駅は鉱山保安地域(鉱山法による立入禁止区域)に隣接しています。
 春採駅で撮影される場合は、必ず駅事務所(構内市道踏切の手前左側にあります)に挨拶して、許可を得てから撮影してください。礼儀を欠かさなければ運転状況も教えていただけるはずです。なお、11:30〜12:30は昼休みですので訪問はご遠慮下さい。
 皆様のご協力をお願いいたします。