夕張市のSL館の今後・・



 夕張市はご存じの通り、市の財政がたちいかなくなり、現在、財政再建団体として、いわば国の管理下にあるようなものです。夕張と言えば、石炭。釧路と同じです。石炭の歴史村にありますSL館の今後が心配な事態になりました。これまで管理していた夕張リゾート社社が指定管理を返上し、来春以降のSL館の公開が困難になったとのことです。SL館には、三菱大夕張鉄道のSL14号をはじめ、数多くの車両や資料が展示保存されています。場合によっては、今後、資料の分散や下手をすると放置、解体などになる可能性もあります。貴重な鉄道資料がなくなるのは、心が痛みます。三菱大夕張鉄道保存会さまをはじめ、保存の要望を市や北海道に働きかけています。三菱大夕張鉄道保存会さまは、全国の鉄道保存会活動の中でも、当会が最も参考にしなければいけない会と思っております。また、石炭つながり、さらには三菱大夕張鉄道保存会さまの会長さんが、現在釧路にいらっしゃることを考えたとき(言っちゃっていいのでしょうか?)、当会としても、できるかぎりご協力したいと思います。まずは、三菱大夕張鉄道保存会さまの、ホームページに要望書の内容などが掲載されておりますので、現状を理解して頂ければと思います。ホームページは、http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5963/
です。