竹島紀元さん

 少し古い話題で恐縮ですが、元鉄道ジャーナル社社長の竹島紀元さんが7月26日、89歳の生涯を遂げられました。
 竹島さんは、旧制第五高等学校(現・熊本大学)時代に、熊本機関区で技術習得ということで蒸気機関車のカマ焚きや運転を体験されました。そういうこともあって、映像や出版で蒸気機関車にたいへん力を注がれていました。蒸気機関車を「くろがねの馬」と表現するのは、ぴったりです。
 少年時代に読んでいた鉄道ジャーナル誌では、列車追跡シリーズがとても楽しみでした。
 釧路にも、何回かいらっしゃったようで、釧路駅前の炉端さかいに顔を出していたということです。
 そのため、当会の「飲み鉄」も炉端さかいが会場になることが多いのです。
 また一人、鉄道趣味の世界の「あこがれの人」が姿を消してしましました。残念です。合掌。