旧狩勝線を楽しむ会のみなさん、ありがとうございました

 本日(29日)、所用で帯広へ行きましたので、念願だったNPO法人旧狩勝線を楽しむ会のみなさんの活動拠点、旧新内駅に行ってきました。
 新得町側から富良野方面へ行き、狩勝峠の3合目付近から左折します。看板もありますし、20系客車も見えますので、すぐわかると思います。よく手入れされた9600型のSLが迎えてくれます。

 200円也の入場料を払いますが、ちゃんと硬券のきっぷをいただけます。20系客車の中に入ります。SLの次位、1両目が、資料室になっています。
 入口上の「B寝台」の文字も泣かせます(笑)

 往年の狩勝峠を撮影した貴重なカラー映像があります。また、写真や資料もたくさん展示され、見ごたえがあります。中でも、旧狩勝信号場を見事に再現した鉄道模型(Nゲージ)は圧巻です。ここには、82系気動車が走り回っているのでが、旧狩勝信号場に入る手前にある隧道にはちゃんと煙の遮蔽幕もあり、また、25パーミルの勾配も設定されていますのえ、模型といえでも、あえぎながら登って行くのがわかります。これは必見の価値があります。

 2両目、3両目は当時の施設が残されています。ナロネ21は開放式A寝台、そしてナロネ21です、ナロネ21は、半分が開放式A寝台、半分は個室です。あこがれの個室に初めてふれました。今の個室に比べると、見劣りしますが、豪華な感じはします。

 エコトロッコに乗せていただくことになりました。白糠線上茶路から運んできた人力自転車が、見事に蘇生していました。大人600円です。説明を受けて、タブレットをもらいます。目の前の信号が青になったら、スタートです。しかも、閉塞がちゃんとあり、信号もトロッコの動きに合わせて赤青黄がともります。これは「鉄」にとってはたまりません。これをつくった方に感謝です。

 コースには、トンネルや踏切もあります。2周します。うまくコース設定がされていて、平面クロスも面白いです。

 最後に、狩勝峠5合目付近から見える、旧線の大カーブを見に行きました。道路でもけっこうな登り勾配なのに、ここを列車で登るというのは、すごいことだと思います。景色、最高です。

 最後に、スタッフのみなさんの、愛情を感じました。釧路にいらっしゃった際には、ご案内しますので、ぜひスタッフのみなさん、釧路へもどうぞ!