SL冬の湿原号と台湾のSL・CK124と姉妹列車提携

 昨日(12日)、釧路駅でSL冬の湿原号と台湾のSL・CK124牽引の列車の姉妹列車提携文書交換式が行われました。
 鹿副局長をはじめ台湾鉄路管理局のご一行様、それに台湾の鉄道保存や鉄道を生かしたまちづくりを考える鐵道及國土規劃學會のみなさまが釧路にいらっしゃいましたので、そのご報告をさせていただきます。
 鐵道及國土規劃學會さまは、10日Sおおぞら7号で到着されました。その夜は、JR北海道釧路支社さま、そして当会と懇親会を開催しまして「カンペー」で懇親の深めました。
 管理局さまは11日Sおおぞら5号で釧路入りしました。当会が用意した歓迎幕でお出迎えです。

 その夜は関係者による歓迎の宴が開かれました。台湾鉄路管理局の鹿副局長(右から2人目)、JR北海道釧路支社の矢崎支社長(右)、鐵道及國土規劃學會の江会長(左から2人目)、そして当会(左)がそれぞれ學會さまがつくった「特製締結書」にサインをして、今後も交流を深めることを約束しました。

 學會さまから、当会に記念の盾をいただきました。ありがとうございました。

 12日、この日は調印式が行われるため、訓練のために運転する湿原号は特製のヘッドマークを付け、しかも重連で運転です。

 3番ホームには、関係者が集まり、文書交換式を見守りました。

 鹿副局長と矢崎支社長は、一緒にヘッドマークのボルト締めも行いました。

 台湾では、こうした鉄道のイベントでは、タブレットの交換儀式を行うようで、当会所有のタブレットが活躍しました。鹿副局長が機関士さんに手渡します。

 今回、台湾から「SLの神様」にもお越しいただきました。五感でSLの調子をつかみ、その言葉一つ一つには重みがあります。戦前から台湾の鉄道で勤務されていたということで、日本語がとてもお上手です。当時歌っていた研修所の歌なども披露され、とても驚きました。

 11時9分、釧路駅を出発しましたが、実は同じ時刻に台湾でもCK124が走り、汽笛を鳴らしたそうです。
 これからも台湾との交流を深めたいと思います。

 とてもおおざっぱですが、報告させていただきました。