石炭ツアーのご報告

 たいへんお待たせ?しました。
 2月25日から2泊3日で開催されました海底力ツアー「冬のSLと石炭のマチ・釧路」ツアーのご報告です。
 1日目・・・
 ANA741とSおおぞら1号で、本州、道央方面から今回は19名様が参加されました。JR北海道釧路支社で名物の太平洋石炭販売輸送商事部ヨーハン調理センターのお弁当を食べました。包み紙は石炭列車です。今日から3回の昼食をお願いしています。まずは、春採駅へ。ここのところ、週末は運転をほとんどしていません。この日も例外ではなく、運転はありませんでした。その代り、DLやセキなどをじっくり見学できました。

続いて、JR北海道の釧路運輸車両所へ。会議室でヘルメットを装着、SL冬の湿原号を出迎えました。この日は207でした。そして、お待ちかねのターンテーブルまで急ぎます。1回転半してくれました。

このあと、朱色のキハ40━777などを見学しましたが、方向幕をぐるぐる回していただきました。車庫の中では、2台のC11が待っていてくれ、運転席も見ることができました。最後はお約束のオレンジカードの購入です。みなさん、たくさんのご購入ありがとうございました!

 この日の晩は、恒例の交流会が釧路市内の居酒屋で開催され、当会の会員含めて27人で盛り上がりました。
 2日目・・・
 朝10時にホテルを出発して、北中学校の跨線橋でSL冬の湿原号の回送を待ちました。橋の上は一気に人でいっぱいに。そこへ白い煙をなびかせてやってきました。後ろには補機の赤ガマDE15が付いていました。釧路駅からSL冬の湿原号に乗車しました。もちろんスハシ44━1です。釧路川橋梁にはたくさんカメラを持った人たちがいました。普段は撮る側ですが、撮られるのもたまにはいいものです。標茶に到着後は入換を見学し、今度は茅沼に向かいました。狙いはタンチョウとSLです。ちょうど8羽ほど線路近くにいました。SLが発車すると、畑に逃げてきました。このあと、近くの温泉施設、憩の家に立ち寄りましたが、2羽のタンチョウをまじかに見ることができました。
 この日の晩も・・・
 3日目・・・
 この日は早起き?して、8時に出発、まずは、太平洋石炭販売輸送のモーターカーを沼尻で待ちます。カメラの放列の前をかわいい青い車両が通り過ぎていく様は、なにかおかしな雰囲気でした。

次は、釧路コールマインのナローが見渡せる丘です。運よく、忙しく動き回っていました。
この日、SL冬の湿原号は重連です。釧路川橋梁へ向かいました。すでに100人近い人たちが陣取っていました。若干遅れては来ましたが、2台のSLが白い煙の中を通過していきました。続いて、釧路製作所です。ここには雄別鉄道で活躍していたSL8722が保存されています。説明を受けた後、思い思いに撮影していました。また、保存のために使われるハシやコップ、ナンバープレートなどのグッズもたくさん売れました。みなさん、ありがとうございました。ここで、石炭列車が走るという情報を受け、名物、移動中の「車内で弁当」を敢行し、春採湖畔の高台へ急ぎました。先頭は復帰したばかりのDE601です。元気よく駆け抜けていきました。

最後は釧路コールマインです。会社の概要の説明を受け、釧路コールマインで研修を受けたベトナムや中国では、炭鉱事故による死亡者が激減し、石炭の安定供給に寄与しているとのことで、参加者のみなさんは真剣に耳を傾けていました。外に出て、ナローを見学しました。本当にかわいい電車です。

楽しい時間はアッというまにすぎます。みなさん釧路を楽しめましたか?また機会がありましたら、ぜひどうぞ!
今回おじゃましました太平洋石炭販売輸送春採駅のみなさん、JR北海道釧路運輸車両所のみなさん、釧路コールマインのみなさん、釧路製作所のみなさんをはじめ、ご協力いただきました、すべての事業所、団体さまの感謝申し上げます。
また、当会の会員のみなさま、ご協力まことにありがとうございました。お礼申し上げます。