上士幌町でのフォーラムに参加しました



 NPO法人ひがし大雪アーチ橋友の会の主催します「第三音更川橋りょう保全および活用フォーラム」に参加しました。タウシュベツで有名な士幌線の黒石平の泉翠峡にかかる第三音更川橋りょうは、ひとまたぎ30?を越える鉄琴コンクリートアーチ橋です。しかし、建設から70年が経過し、劣化が目立ち、友の会が中心となり補修の募金活動を始めることになりました。
 フォーラムでは、日本鉄道保存協会顧問で釧路に何度も来ている米山淳一さんが講演し、国内外の鉄道遺産を利用したまちづくりを報告しました。その中で米山さんは、鉄道単体だけではなく、地域全体を考えて取り組みを行うようアドバイスしました。
 また、北海道大学准教授の今尚之さんは、近代化遺産には国の後押しがあるとして、広範囲にある資源を遺産群としてとらえ行政ばかりでなく民間も含めた広い範囲の連携・協力が必要だとお話しされました。
 このあと、NPO法人北海道鉄道文化保存会、NPO法人三菱大夕張鉄道保存会、NPO法人旧狩勝線を楽しむ会、陸別鉄道銀河の森、そして、釧路臨港鉄道の会が、残念ながら欠席いたしましたNPO法人語りつぐ青函連絡船の会さまの分も活動を報告させていただきました。
 その後は、もちろん、交流会で盛り上がりました。連携は大事ですね。