懐かしいチキです



 会員のハイブリッドさんからの投稿写真です。
 1980年前後に釧路機関区の前に留置してあった「貨車移動機運搬用チキ」です。みなさんはご存じだと思いますが、連結器の左右にある2本の白い線は、手ブレーキのある位置です。どんな車両にも、手動式のブレーキは付いているのですが、特に貨車の場合は、入替の際に、突放作業も行われていましたので、貨車に飛び乗って手ブレーキをかけ速度を減速させる構内係にとっては、この2本線は重要なのです。パワム80000だったでしょうか?えんじ色のパレット貨車は、両サイドにブレーキがあったのでいいのですが、古いタイプの有蓋車、無蓋車の一部は、片方にしかブレーキがついていなくて、2本線のブレーキの位置を頼りに線路の右で待っていたり、左で待っていたりしました。
 以上、「臨鉄の会の星」の小ネタも含めてのお話しでした。