いよいよ９日から発売します

　釧路臨港鉄道の会が企画からガイドまで全面協力した「冬のＳＬと石炭のマチ・釧路〜ＳＬ冬の湿原号撮影・乗車と釧路の石炭産業・鉄道名所を体験する３日間〜」が９日からＪＲ北海道釧路支社から発売となります。
　この体験会は、釧路商工会議所、釧路市などでつくる「くしろ圏広域観光推進コンソーシアム」が、地場産業、資源を活用した観光活性化を進めている「くしろ海底力（そこぢから）プロジェクト」の事業として行われるもので、釧路の石炭産業や輸送産業について理解を深めていただくことをテーマに企画しました。
今回のポイントは、
?わが国唯一の坑内掘り炭鉱・釧路コールマインの視察研修会に参加します。構内に入り、坑外軌道（ナロー）を間近で見学、撮影します。ご存知のとおり、同社は発足以来、見学・撮影目的のファンの敷地内立ち入りを一切許可しておりませんが、今回、特別に輸送・運搬施設見学を加えてもらいました。また、座学やＶＴＲ上映、坑内で着用する作業服やヘルメットの装着体験などで石炭産業を学んでいただきます。
?太平洋石炭販売輸送の石炭列車を撮影します。車両基地がある春採駅での撮影見学会は確約で、沿線での走行写真撮影も最大限配慮します。鉄道の性格上、運休の可能性もゼロとはいえず、１００％確約できないのが残念なのですが、当日も現場とホットラインで連絡を取り合い、走行場面が撮れるよう最大限努力します。
?やはり立ち入りが制限されています釧路運輸車両所を訪問し、庫に帰区したＣ１１を見学します。長めに時間をとりますので、三脚使用のバルブ撮影にもチャレンジできます。検査灯に照らされた動輪やロッドは、カッコ良いですよ。
?ＳＬ冬の湿原号を２日目は釧路川鉄橋で、３日目は塘路駅付近で撮影、「厳冬期の沿線撮影にチャレンジしたいけれど経験がなく不安・・・」という方には特にお薦めです。標茶からの復路は湿原号に乗車します。初日の運輸車両所訪問とあわせ、毎日「煙」を楽しめます。
?そのほか、坑内電車・機械などが展示される炭鉱展示館の見学や雄別鉄道の保存機８７２２号の見学、ちょっとしたお楽しみなども計画中です。

　羽田空港発着のみで２０名限定、参加費は４万４８００円（ツイン利用・１人部屋は２０００円プラス）。激安フリープランにはかないませんが、釧路空港から安全な貸切バスで、ＪＲ北海道の添乗員並びに当会が全行程をご案内します。
　地元の鉄道ファンが集まる当会のメンバーが、鉄道好きの気持ちになってご案内します。当会の今年最大のイベントとして気合が入っています。
全国の皆様に「鉄道と炭鉱のマチ・釧路」の魅力を知っていただくとともに、当会の目標である地元の人にその魅力を再発見してもらう契機となる期待も込めて、満員で催行したいと思いますので、ぜひご参加下さい！
　詳しくはＪＲ北海道釧路支社のホームページからパンフレットをご覧下さい。
※１月９日午後にアップされる予定です。
http://www.jrkushiro.jp/